macのキーボードを使ってUbuntuの日本語入力切り替えするための設定方法
MacbookPro (13-inch, Mid 2012) を使用してデュアルブートでUbuntuを入れました。
その際に、Macのキーボード配列と日本語入力の設定につまずいたのですが、解決方法を教えてもらったのでとりあえずメモっておきます。
1. キーボードの配列を「Generic 105-key (Intl) PC」「Japanese」に変更
ターミナルから下のコマンドよりキーボードの設定を変更していきます。
sudo dpkg-reconfigure keyboard-configuration
- 「Generic 105-key (Intl) PC」を選択
- 「日本語」を選択
- 「日本語」を選択(「日本語 – Macintosh」ではない)
- 「キーボード配置のデフォルト 」を選択
- 「コンポーズキーなし」を選択
- あとはぜんぶ「いいえ」を選択
2. IMEを起動するキーを fcitx の設定で行う
多分デフォルトは iBus だと思いますが、iBus ではなくて fcitx で行います。
ターミナルに以下を打ち込んで fcitx を入れる
sudo apt install fcitx fcitx-mozc -y
ターミナルに以下を打ち込んで iBus を消す
sudo apt purge ibus -y
アプリケーションより「入力メソッド」を起動して以下を行う
1. インプットメソッド設定というウィンドウが開くので→「OK」をクリック
2. 明示的にユーザー設定を選択しますか?→「Yes」
3. ユーザー設定を選択してください→「fcitx」を選んで「OK」
4. ユーザー設定がim-config により変更されました→「OK」
アプリケーションより「Fcitx設定」ツールを起動(「Fcitx」では無く「Fcitx設定」を選ぶ)し、 「全体の設定」を開き、入力メソッドのオンオフキーを設定して閉じる。
“Hangulhanja”は英数キー、”Hangul”はかなキー
最後にUbuntuを再起動したらつかえるようになります。
英数キー(かなキー)でIMEがオンオフ出来る。
参考記事:https://www.kwonline.org/memo2/2019/11/13/fcitx-mozc-on-ubuntu-19-10/
後記
本来は iBus のままで行いたかったのですが、再起動すると設定が飛んだりしたりしてちょっとハマってしまったところこちらの方法を教えてもらい採用しました。
ただしこの方法では、かなキーおよび英数キーはwindowsでいう半角/全角キーと同じ感じで二回押すともとの入力方式に戻るようになっているので、Macのかなキー(英数キー)と動作が異なっており慣れが必要かなと思います。