DTMをしている方の中にはSpliceを利用している方や名前は聞いたことあるという方がいると思います。ここではSpliceに自分のプロジェクトをアップロード、公開する方法をメモしておきます。
そもそもSpliceって何?
DAWのプロジェクトの管理サービスや、コミュニティサービス、プラグインのサブスクリプション、サプルパックのサブスプリクションなどの様々なサービスを展開している企業がSplice( https://splice.com)
個人的にはサンプルパックのサブスクリプションや、プラグインのサブスクリプションで有名かなと思います。(Serumのサブスプリクションとか)
サンプルパックのサブスクは、月額1000円も行かないで毎月100回ダウンロードできます。
また、プラグインのサブスクは、一定の値段に達すると正式ライセンスがもらえてサブスクが終了するものもあります(Serumとか)。
また、コミュニティでは他人のプロジェクトファイルをダウンロード(Splice)できるため、コラボや単に勉強のためにも使えます。
Spliceにプロジェクトをアップロードする
Splice にプロジェクトをアップロードするにはSplice専用のアプリケーションが必要になります。
まだダウンロードしていない方は以下のリンクよりダウンロードできます。
Splice App : https://splice.com/download
Splice Appを開いて右上の歯車ボタン(Preferences)を開くと以下のような画面が出ると思います。
この中の《Studio Preferences》を設定します。
デフォルトでは先ほどの画像の右が「sync from Splice folder only」になっていると思います。
これは、Spliceフォルダの中身のみ同期するという意味です。SpliceフォルダはSplice Appインストール時に自動で生成されています。(場所がわからない時はSplice AppのPreferencesの「Splice Folder」項目に場所が記されています。)
この時は、Spliceフォルダにプロジェクトファイルを作成または既存のプロジェクトファイルをドラッグ&ドロップで移動させると自動で同期、アップロードされます。
下の画像では「Merry Christmas」というプロジェクトファイルを同期させました。
また、《Studio Preferences》を「Sync projects anywhere」にした場合、プロジェクトファイルをPCの内部ストレージまたは外付けストレージのどこかに保存した際に、Spliceはそれをクラウドと同期させておくかどうか聞いてくるようになります。
Spliceのコミュニティに投稿(リリース)する
Splise App の 《Studio》から先ほど作った曲の右端の三つの点があるメニューから「show on web」を選択するか、Webサイト版のSpliceにログインして画面上部の《Studio》から先ほど同期した自分の楽曲をクリックすると以下のような画面が出てくると思います。
右下の「Release this version」をクリックすると、各入力項目が出てきます。
- UPLOAD A BOUNCE : バウンスした音楽データ
- upload stems : ステムデータ(あれば)
- ATTRIBUTION (OPTIONAL) :もしSplice上の誰かのプロジェクトファイルを元に作成した場合はここで選択します。完全に自作なら original で。
- title : 曲(プロジェクト)のタイトル
- URL : 楽曲ページのURL
- ARTWORL : ジャケット画像
- Discription : プロジェクトの説明
- Primary Genre : プロジェクトの主なジャンル
- Tags : タグ
入力し終えたら右下の「Release this track」を押して公開完了です。
後記
今回僕が公開したプロジェクトはこちらです : https://splice.com/Kanoe/merry-christmas
Spliceは結構便利なサービスなのでオススメです。
Spliceについてのより詳しい説明は、サッキーさんの記事( https://sakky.tokyo/2018/11/07/splice-project/ )がわかりやすいと思いますので気になる方は見てみてください。
Splice : https://splice.com