JCOMのCATV回線を使用している感想

J:COM のCATV回線を数ヶ月使用してみた感想です。
結論から言うと、「普段使いには問題ない」といったところです。

回線速度について

まず、このCATV回線の特徴ですが、ダウンロード速度は最大で250Mbps出るものの、アップロード速度は最大でも10Mbpsしか出ません。
ネット回線に詳しい方であれば、この「上り」の速度がどれだけ重要かはお分かりかと思います。
特に、クラウドに大量のデータをアップロードしたり、動画を配信したりする場合は、10Mbpsという速度ではかなり厳しい状況になるでしょう。

ただ、私の用途では、今のところ大きな不満はありません。
というのも、リモートワークやオンライン会議、スマホでの動画視聴、ゲーム(Apexなど)といった使い方をしていて、アップロードが重要になるシーンが少ないからです。

選んだ理由

そもそも、なぜこの回線を選んだのか?
それには事情があります。
現在住んでいる物件の都合で、選べる回線が限られていました。
光回線を引く場合、工事が必要で、さらに管理会社との調整も必要だったため、入居日に間に合わない可能性がありました。
その点、J:COMのCATV回線は、入居日からすぐに使えるという利点があったため、これを選ぶことにしました。
つまり、回線のスペックというよりも、利便性を重視した結果です

実際の使用感

さて、数ヶ月使ってみた感想ですが、やはりダウンロード速度は問題なく、YouTubeやNetflixでの動画視聴も快適に行えます。
リモートワークでのオンライン会議もスムーズに行えており、特に遅延や途切れを感じることはほとんどありません。
ゲームに関しても、ApexなどのFPSゲームをプレイしていますが、今のところ大きなラグや不具合もなく、快適に遊べています。

ただし、大量のデータをアップロードする必要がある場合や、ストリーミング配信などを頻繁に行う方には、この回線の「上り10Mbps」というスペックは、少々厳しいかもしれません。
私自身、そういった用途が少ないため、不便さを感じることはほとんどないのですが、今後もしクラウドベースの作業が増えるとなると、少し考え直す必要があるかもしれません。

あとがき

最後にひとつ、少し残念に思った点を挙げておきます。
それは、「上り速度が10Mbpsしか出ない」という説明が、契約時にされなかったことです。
ダウンロード速度が320Mbps(ベストエフォート)という数字は強調されていましたが、アップロード速度についてはほとんど触れられていませんでした。
もし、この点を最初に知っていれば、もう少し考えたかもしれません。
上りの速度も重要だと感じる方は、契約時にしっかり確認することをおすすめします。