【MacOS】discordとオーディオインターフェースの相性が悪いので色々調整しました。

知り合いがdiscordのサーバーを立てたので導入してみました。

どうせならオーディオインターフェース(以下オーディオI/F)を使ってマイク入力で会話したい!
BGMもながしながら喋れるようにしたい!

と思いつつ、とりあえずベーシックにオーディオI/Fにマイクつないで会話部屋に入り声を出してみると何かがおかしい…

通常、音が出ているときは下の画像の通りにアイコンの周りが緑になる。

しかし、なぜか声を出している最中にも関わらずこの緑がついたり消えたりする…

試しに 設定>音声・ビデオ から「Let’s Check」で自分の声をモニターしてみると予想通りブツブツ途切れる…

調べても似たような症状の方はみられないので、とりあえず個人的に試行錯誤しつつ最終的にはうまくいったのでその方法を紹介します。

使用環境

OS : MacOS Mojave
オーディオI/F:Roland Quad-Capture
マイク : 適当なコンデンサマイク

改善ポイント

1. オーディオのサブシステムを確認

まず、入力デバイスが自分のオーディオI/Fになっているか確認。

次に 設定>音声・ビデオ の下の方の「オーディオのサブシステム」という項目がもし “Standard” になっていた場合下の画像のように “Experimental” に変えてみてください。

私はこれでとりあえずマイク入力は治りました。
喋り続けても点滅することはなくなりました。

余談ですが、QuadCaptureを何も考えずに入力で使うとデスクトップ音声もマイク音声も混じって入力されるんですよね。
これはOBSでもみられた症状なので慣れっこでしたが、Discordの場合はこれが悪かったんでしょうか。

2. LadioCast と Soundflower の利用

さて、マイクからの音声だけだとなんか寂しいのでBGMをながしながら会話できるようにします。

前項目の余談の続きですが、OBSでは勝手にデスクトップ音声もオーディオI/Fを通して入力してくれていたのであまり考えなくてよかったのですがDiscordでは少し工夫が必要になります。

利用するソフトは2つ
LadioCast
Soundflower

まずはLadioCastを起動して下のように設定します。
Quad-Captureはマイクの、Soundflower(2ch)は内部の音声出力担当です。

出力がSoundflower(64ch)になったので、Discordの入力デバイスを変更します。

これでマイクの入力もiTunes等から流したBGMも同時に配信されます。

後記

今回はこれで諸々解決しました。

BGMいらない場合は一項目改善するだけなので思いの外簡単だったのに、なかなかわからなかった…

また、SoundflowerやLadioCastは割と便利なソフト(個人的には画面収録時、DAW画面の収録の際の音声入力にも使ってます)なので入れていてそんはないかなと。