最近”伝統を守る“ってことについて少し違和感を感じるKanoe(かのえ)です。
例えば地域のお祭りだったり、盆踊り、民謡、工芸、衣装、宗教、その他行事…
それぞれの地域にそれぞれの伝統があります。
ただ最近は人口が不足してきて祭りに来る人が少ないとか盆踊れない、後継者がいない等々の話題がちょくちょくニュースになったりならなかったりします。
守りたいか守りたくないかは結局個人の自由なので否定はしません。
あくまで僕の記事作成時の価値観です。
お金出してまで無理に守る必要ある?
確かに昔から続く歴史的価値を考えれば残してもいい気がします。
ただ、それが現代に合わないものだったら消えてもいいと思っています。
たとえそれがいい伝統だとしても現代に合った形として変化していく必要もあると思います。
良い伝統は勝手に受け継がれていくものです。
歌舞伎とか、神楽とか、花火大会なんかも結局良いものは残そうとする人が多かったりして消えないものです。
ニュージーランドの”ハカ”も残ってますね。
盆踊りなんて昔は乱交の場だった
盆踊りの起源について書いてるブログを見つけました。
当時の日本人と性の価値観が違うとは言え起源はこんなものもあります。
で、なんやかんや踊りや歌が残ってます。
ただ、伝統ってやっぱり現代の若者にとっては「古い」「面白くない」とかの第一印象が先行しちゃいます。
伝統を残すなら
盆踊りを例にとってみれば、昔は乱交の場だったわけですから一種の合コン…を超えたもう酒池肉林の場ですよね。
そこには踊ること、神様に祈りを捧げるとか言った以上の楽しみがあったはずです。
箸を使う文化なんて海外でもちょくちょく出回ってきてますよ?
(まぁ多分中国料理店の世界進出が大きい要因なんだろうけど)
でもヨーロッパの人も使える人はちらほらいます。
結局、多くの人を巻き込むのにはそれ相応の付加価値が必要だと思います。
それは歴史的価値だったり、楽しさ面白さ、感動性、利便性…いろんなものを見出す必要があると思います。
もし形を変える必要があってもためらわない勇気も必要だと思います。
精神や技術…継いで行きたいものは何なのか、それは現代ではどのように活かせるのか。
そう言った工夫が必要なんだと思います。
あとがき
消えそうな伝統って結構年配の方が守ってたりする印象があります。
もし残したいけど人がいないなら動画等にとってYoutube等にアップしておく手もあります。
ただ多分年配の方は疎い人が多そうなので、その伝統を守りたい若者がいたらそう言ったところから初めて見るのも良さそうですね。
ハンコ文化は無理に残さなくても良いと思うけど…w